なぜAWS LambdaとRDBMSの相性が悪いかを簡単に説明する

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表題の通りです。
AWS LambdaとRDBMS全般(Amazon RDSに限らず)はその特性的に相性が悪いのでデータストアはなるべくAmazon DynamoDBを使いましょうという話しをよくします。
今回はなぜそうなのかをもう少しだけ説明しようと思います。

大前提

まず、大前提としてAWS Lambdaは水平方向へのスケーラビリティを特徴とするサービスです。リクエストが来たらそれを処理するLambdaファンクションのコンテナを作成し、処理を実行します。

このLambdaファンクションのコンテナは1つあたり同時に1リクエスト(1イベント)しか処理しません。従って同時に100リクエスト来た場合は同じLambdaファンクションのコンテナ100個で処理されます。ただし、必ずしも毎回100コンテナが1から作成されて起動されるわけではありません。

Lambdaファンクションのコンテナは起動コストの効率化のために再利用も行います。いわゆるウォームスタートというものですね。ウォームスタート可能なコンテナがあれば新しくコンテナを作ることはせずにそれを利用します。しかし、ウォームスタートできるコンテナがない場合やあってもその数以上のリクエストを同時に処理する必要が発生した場合は新しくコンテナが作成・起動されます。これがデフォルトの同時実行1000だと1,000コンテナが同時に実行される可能性があるわけです。もちろん10,000であれば10,000個です。とはいえ、AWS Lambdaを中心とするサーバレスのプラットフォームはNever Pay for Idleなのでリクエストがなければ一切費用は発生しません。

最大同時接続数の問題

ご存知の通り各種RDBMSには最大同時接続数的なパラメータがあるわけですが、設定可能な値と実際に使い物になる値は別物です。DBエンジンごとの多少の違いはもちろんあるものの、使い物になる数値というのはCPU数やメモリ数と大きく関係してきます。

当然ながら同時に接続される数が多ければ多いほど必要なCPU数、メモリ数が増えていきます。つまり、アクティブな接続が同時に数千から数万になるDBを動かすにはそれなりのスペックが必要というわけです。そもそもプロセスやスレッドが数千とか数万になってくると1サーバのOSだとコンテキストスイッチやら何やら厳しくなってくるので、DB分割なんかも検討するかと思います。

また、RDBMSというと、現状ではほとんどが処理量が増えた場合にスケールアウトで対応するのではなくスケールアップが必要になります。要はサーバに積むCPU、メモリなどを増やす方向です。参照系はスケールアウトできても更新系はスケールアップで対応するしかないことが多いです。

さて、ポイントは先のLambdaファンクションの振る舞いとの兼ね合いです。まず、説明のとおり、リクエストがあるとコンテナが作られて起動されるのでこのタイミングでDBへのコネクションが張るわけですが、リクエストのたびに接続するのはコストがかかるので、その接続オーバーヘッドを減らすための方法として、グローバルスコープを利用することでコンテナがアクティブな間、つまりウォームスタートの場合はそれを利用するという方法があります。

一方で先ほどの説明の通り、Lambdaは同時に処理すべきリクエストは必要なリクエスト数分のコンテナで処理します。つまり、各コンテナからDBへとそれぞれコネクションが張られることになります。ということは仮にデフォルト状態であっても1000コネクションが張られる可能性があるということです。これがプロダクション環境でもう少し大きいシステムであれば数千同時実行 = 数千コネクションとかにになってきます。こうなってくると一般的にはコネクションプールを使うことが多いと思います。DBへ都度接続するコストを減らした上で、コネクションを使いまわすことで負荷を減らすわけです。

ところが、Lambdaではこのコネクションプールを実現することが難しいのです。Lambdaファンクションのコンテナ間では何も共有しませんし、外部のデータストアへと永続化しない限りはできないからです。つまり、コンテナをまたいで利用するようなコネクションプールの実装は難しいと言えます。それを管理する中間層のようなものを用意して各コンテナはそれ経由でDBにアクセスするような何かを作るとかして頑張ればなんとかなるかも知れませんが、ちゃんと検討したことないのでわかりません。

話しを戻すと、このようなLambdaファンクションのプラットフォーム特性を考えるとダウンストリームとなるシステムも同様にスケールアウトするようなものでないと耐えきれないです。同時実行数が少ないうちはいいですが増えてくると耐えられなくなってきます。実はこれはRDBMSに限らない話しなんですけどね。スケールアウトできないシステムの場合、ある程度まではピークにあわせたスペックのサーバを用意しておくことで対応できるとは思いますが、限界は来るかと思います。また、せっかくNever pay for idleを特徴とするプラットフォームを利用するにも関わらず、ピークのために通常よりも巨大なスペックのDBサーバを維持するのももったいない話しですしね。

というわけでLambdaと組み合わせて利用するデータストアとしてはDynamoDBを推奨しているわけです。DynamoDBの場合は分散型データベースであり同時接続数の増加そのものは気にする必要がなくなります。また、一貫して高速で安定したパフォーマンスを得られます。もちろんスループット増に伴ってコストは発生しますが、そもそも対応できないという状況はなくなります。

VPCアクセスのレイテンシコスト問題

これはRDBMSに限らない話しなのですがLambdaファンクションがVPC内のリソースにアクセスしようとしたとき、かつコールドスタートが発生したときはその仕組み上10秒〜30秒ほどのレイテンシが上乗せされます。いくらコールドスタートの発生頻度が低いとはいえ、ゼロにすることはできないです。

一方で、RDBMSVPCの中に置くことが多いと思います。そうするとこのレイテンシの考慮が必要になってきます。ここはシステムの要件次第なので一概には言えないですが、DBアクセスを伴う処理がたまにとは言え10秒を超えてくることを許容できるかどうかです。

まとめ

LambdaとRDBMSの組み合わせをあまり推奨しない理由を2つ挙げました。
もちろんそれほど同時実行されることがないのであれば最初の問題はほとんど関係ないかも知れません。また、たまに発生する10秒を超える実行時間が問題ない場合もあるでしょう。

逆に言うとそうでない限り、LambdaとRDBMSを組み合わせて利用するのは止めたほうがいいです。すべてのLambdaファンクションがRDBMSに接続する必要がないのであればDynamoDBも併用してRDBMSの利用は必要最低限にするのもありですし、処理によってはLambdaファンクションのアクセス先はあくまでもDynamoDBにしてストリームを使って非同期にRDBMSに反映するという方法が取れるかも知れません。

このあたりはケースバイケースなので必要であればご相談ください。

 

最後にしつこいくらいに自分の本を宣伝しておきますね。

実践AWS Lambda ~「サーバレス」を実現する新しいアプリケーションのプラットフォーム~

実践AWS Lambda ~「サーバレス」を実現する新しいアプリケーションのプラットフォーム~

 

 

AWS Summit Tokyo 2017でのサーバレス関連セッションまとめ

(06/21アップデート:Game Tech Sessionのスライドを追加しました)

2017年5月30日〜6月2日までの4日間で開催されたAWS Summit Tokyo 2017ではとても多くのセッションが提供されたわけだけど、その中からサーバレス関連のセッションだけをピックアップして資料のダウンロード先をまとめます。ちなみに今年のAWS SummitではDevDayという開発者向けのイベントも併催されていて、その最終日はさらにServerless Evolution Dayというタイトルでサーバレス関連セッションばかりを集めていたけど、それに対して普通の方(ひとまず本編と呼ぶ)でもいくつかサーバレス関連セッションがあったのでそちらも拾ってます。

なお、SlideshareやSpeakedeckで公開されていればそちらを埋め込み、本家サイトでの公開のみの場合は資料リンクを貼っておきます。 

【Day 2】2017 年 5 月 31 日(水)

Going Serverless with AWS

AWSのサーバレス関連のプリンシパルプロダクトマネージャであるAjay Nairのセッション。プリンシパルってのはプリンシパル>シニア>無印な感じです。なお、途中でCanonの八木田さんも事例として登壇頂いてます。

資料なんですが、このちょっとした手違いでまだ公開されていないので公開され次第掲載します。今は表紙スライドのスクショだけでご容赦を。資料が公開されたのでリンクを追加しました!

 

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 資料リンク

教えて!中堅企業の事例に学ぶ AWS 活用サクセスストーリー

これはサーバレスが中心のセッションではないんですが、最初のお客様の事例でAmazon RekognitionとAWS Lambda、Amazon API Gatewayなどを組み合わせた顔検索機能の話しが出てきます。

 

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資料リンク

 

流通業界におけるデジタルトランスフォーメーションの実践

Amazonの事例でサーバレスの話しが出てきます。サーバレスで実装したことによる実際の効果についても語られています。

 

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資料リンク

 

【Day 3】2017 年 6 月 1 日(木)

Day 3 基調講演(キーノート)

Day3のキーノートではAmazonのCTOであるWarnerからテックな話しをいくつかあったんだけど、その中でAWS Lambdaを中心としたサーバレスに関する話しもあります。

 

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資料リンク

 

最新 IoT デザインパターン 〜AWS IoT と AWS Greengrass を用いた構築パターン〜

AWS IoTを中心とした話しなんですが、AWS IoTということは当然サーバレスなわけです。Lambdaも出てきますがそれ以外のサーバレスなサービスを組み合わせたIoT向けデザインパターンです。

 

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資料リンク

 [朝日放送] サーバレスアーキテクチャで実現した M-1 グランプリ敗者復活戦投票システム

残念ながら資料はまだ公開されていないみたいです。なのでこのセッションのレポート記事のリンクを貼っておきますね。

news.mynavi.jp

資料が公開されたのでこちらもリンクを追加しておきます!

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 資料リンク

Speed matters - Amazon Kinesis が実現するストリーミングデータのリアルタイム分析

Kinesisを中心としたストリーミングデータの扱いに関する内容となってます。

 

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資料リンク

セイコーエプソンのデータプラットフォームビジネスにおけるサーバレスアーキテクチャへのマイグレーション 

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資料リンク

【Day 4】2017 年 6 月 2 日(金)

[ソニーモバイルコミュニケーションズ] スマートホームシステムの開発 〜AWS を活用した新規サービスの立ち上げ〜

Amazon CognitoのUser PoolやAWS IoTならびにAWS Lambdaあたりの話しが出てきます。

 

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資料リンク


全部教えます!サーバレスアプリのアンチパターンとチューニング

これは自分のセッションですね。ここではやってしまいがちなパターンとどうすればいいのか、あとはコールドスタート関連について説明しています。

 

speakerdeck.com

[JINS] バイタルデータの意味付けという荒波を乗り越える!適切な処理分担のためのサーバーレスアーキテクチャ

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資料リンク


サーバレスで王道 Web フレームワークを使う方法

このセッション面白いよ?今まであんまり語られることがなかった内容で、Express.jsとかSpringといった従来からある一般的なフレームワークをサーバレスでも使いたいって人たち向けの解説。既存の移行とかこういったフレームワーク使いたいとかの人たちには必読です。

 

speakerdeck.com


[ワイヤ・アンド・ワイヤレス] AWS Lambda を使ったモバイルバックエンドのサーバレス開発事例

こちらのセッションは残念ながら資料・動画ともに非公開だそうです。


[タワーズ・クエスト]Serverless 時代のテスト戦略

テストの伝道師こと @t-wada さんがサーバレスアプリのテストについて語ってます。みなさんもサーバレスアプリ、特に「Lambdaのテストってどうしたらいいの?」って悩んでる人も多いのでは?そんな方は必読です。

 

speakerdeck.com


[ワークスアプリケーションズ] AWS Lambda で変わるバッチの世界 ~ CPU 時間トータル 100 時間の処理を 10 分で終わらせるには~

このセッションはLambdaの考え方をよく理解して効果的に実装されている例についてお話されてます。とても参考になるノウハウも多いかと。

 

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資料リンク


もう悩まない!AWS SAM で始めるサーバーレスアプリケーション開発

みなさん、AWS Serverless Application Model (AWS SAM)って知ってます?サーバレスアプリケーションをパッケージングしたりデプロイするためのAWSの推奨ツールです。推奨も何もAWSオープンソースで作ってるんですけど。そのAWS SAMについて、日本のサーバレスコミュニティの立役者、吉田真吾さんが説明してくれてます。

 

www.slideshare.net


[Sansan] AWS が支える Eight のリコメンデーションエンジンの裏側

Lambdaだけでなく、Step Functionsも活用した興味深い事例です!

 

speakerdeck.com


サーバーレスアプリケーションのための CI/CD パイプライン構築

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資料リンク


[日本経済新聞社] 紙面ビューアーとサーバーレスアーキテクチャ

こちらも残念ながらまだ資料が公開されていないようなので公開され次第、リンクを貼りますー。レポート記事なんかも見つからなかったです。

セッション内容とは関係ないんですが、日経さんと言えばAWS Summit期間中に日経IDでAWS Lambdaを採用っていいうリリースを出されていたりしました。

www.itmedia.co.jp

(追加)Game Tech Session

カプコンにおけるインフラへの取り組み

インフラ面における過去の振り返りからサーバレスへと話が進んでいきます。31ページからスライドの雰囲気が激変します。こういう特徴あるスライド作れるのうらやましい。

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資料リンク

DAU 100 万人突破! 急成長を支える Shadowverse のインフラ技術

ログ収集まわりでECSによるコンテナと組み合わせて利用している事例です。

speakerdeck.com

さいごに

というわけでまとめてみましたが、結構な数ですね。コミュニティとかウェブとかではあまり外に出ていない事例もあったかと思います。さらにここでは取り上げなかったセッションでもシステム全体の隅っこに少しだけ動くLambdaファンクションがいたりするようなものも多かったです。

最後に自分の本もまた宣伝しておきますかね。AWS Lambdaを解説した本です。AWS Summitの会場で先行販売して、6月9日から一般販売開始されました。よろしければどうぞmm

 

実践AWS Lambda ~「サーバレス」を実現する新しいアプリケーションのプラットフォーム~

実践AWS Lambda ~「サーバレス」を実現する新しいアプリケーションのプラットフォーム~

 

 

 

買い揃えたキャンプ道具を何となくレビュー③

前回前々回に引き続きその3です。

今回は小物系で。

ペグ・ロープ関連

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント アクセサリー アイアンハンマー  3116

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント アクセサリー アイアンハンマー 3116

 

 最初に買ったのがこれ。ぶっちゃけハンマーの良し悪しなんてわからないので、安めだったからこれにしただけ。使ってみたところ普通にペグ打ちはもちろん出来る。ただ、取っ手の部分のゴムがペグを打ち付けてると途中でずれて抜けてくるんだよね。さらにペグハンマーではよくあるストラップみたいなものもないので、ガツガツやってると吹っ飛びそうなので引退。

 で、次に買ったのがこれ。スノーピークのペグハンマーと見た目そっくりなんだけどかなりお安い。先のものと異なり、取っ手も木製だしストラップもついてるので今のところ満足してます。

ロゴス(LOGOS) 防水ペグハンマーキャリーバッグ 71996524

ロゴス(LOGOS) 防水ペグハンマーキャリーバッグ 71996524

 

 ペグと言えばテントとタープだけでもそれなりの数になるのでハンマーと合わせて持ち運びできるケースが欲しくなってきたときに見つけたのがこれ。同じようなものはコールマンのラギッドマルチコンテナとかスノーピークのマルチコンテナ、それ以外も数多あるけど持ってる40cmのペグを収納しようとするとどれも大きめのサイズになってしまうので悩んでた。このケースは幅がちょうど40cmなんだけど斜めに収納することで余裕はないけれど問題なくソリッドステークの40も収納可能。さらにこのケースのいいところは全面防水仕様なので汚れたペグを洗う際のバケツ代わりにも使えるということ。

 これは夜間にテント周辺のロープにつまづかないようにするためのライトとして購入。専用のものも売ってるけど全てのロープ分用意するとなると結構数が必要で高くつく。これなら24個で1200円くらいで済むので、これを各ペグのところに置いて使ってる。これでも全然目的は満たせる上にキャンドルっぽくて雰囲気もいいし電池も結構持つからオススメ。

その他

コールマン ハンギングドライネット 170-6496

コールマン ハンギングドライネット 170-6496

 

 これはキャンプ場で持ってる人が多くて、便利そうってことで購入。ランタンハンガー使ってパイルドライバー(前々回参照)とかタープのポールにかけて使ってる。食器乾かしたりするのにオススメ。コンパクトに収納もできてかさばらないし。

 主にナイフとコルク抜き用途で購入。以前にこの2つがなくて困ったことがあったのでどうせなら他にも色々ついてるこれにしようと。レザーマンも良さげだったんだけど高かったからこちらに。ちなみにレザーマンはアメリカのREIだと日本の半額くらいで売ってた。

小さくてコンパクトだし、ナイフも持ってると意外と活躍するしでとりあえず満足してる。加えて、ハサミやドライバー、ノコギリに缶切り、栓抜きに楊枝なんかもついていて便利なんだろう。まだこれらは使ったことないけど。使い方のわからないものも何個かある。

 バーベキューの網を洗うように購入。ゴシゴシ洗う感じになるのでこの持ち手だと疲れが少なそうと思い買ったわけだが、確かに力も入れやすいし洗いやすい。ただ、スクレイパーの位置と角度が微妙なのでブラシ部分を使ってゴシゴシしてると干渉する。これがかなりいけてない感じだったので結局今では100円ショップとかで売ってる金属ブラシを使ってます。

ロゴス 水缶 抗菌広口水コン16 81441621

ロゴス 水缶 抗菌広口水コン16 81441621

 

これは水をテントサイトで使えるように。基本方針に則り、折り畳めてコンパクトになるもののなかで大きめのサイズのこちらを購入。

ソフトな素材なので安定性には少し欠けます。でも小さいながら蛇口もついてるし、口も大きいので手を突っ込んで洗えるのはとてもいい。それに安い。テントサイトでちょっと手を洗ったり、湯を沸かすための水だったりをわざわざ炊事場まで行かずにできるのはとても楽である。 ちなみに蛇口が底の部分より少しはみ出るので地面に直置きではなく、何らかの台の端っこに置く必要あり。うちではテーブルのセットで使わなくなったベンチ(前回参照)に置いてます。ちょうど良い。

コールマン アウトドアワゴン 2000021989

コールマン アウトドアワゴン 2000021989

 

 よく見かけるこれを我が家でも所有してるのだけど実は一度も使ったことがない。正確には前は持って行ってたけど必要なく使わないので最近は持っていくこともしてない。折り畳めるとはいえそれなりに場所とるので。

使わない理由は何かと言うと、単純に必要がないのである。我が家では今のところオートキャンプ主体で、オートキャンプだとテントサイトに車を横付け出来ちゃうから。荷物もトランクからすぐに出せるし。なので駐車場とテントサイトに距離があるような場所でキャンプしない限り必要ないと思う。そういう意味では今度のフジロックでは活躍しそう。キャンプするわけじゃないけど駐車場から基地まで結構あるし。というかそもそもフジロックでこれ使ってる人見たのがきっかけで欲しくなったんだった。

 

ロゴス(LOGOS) アルミスノコ 4035 折り畳み式 PCクーラー ひんやりマット

ロゴス(LOGOS) アルミスノコ 4035 折り畳み式 PCクーラー ひんやりマット

 

 先日雨が降ったときのテントの出入りの際に便利。靴脱いで直接テントの中に入ろうとするより、いったんこの上に乗れるだけで全然楽。折りたためてかなりコンパクトになるし、そもそも軽いし。

 

 これは細々とした道具や食器類を入れるのに。まとめていれておいてスタックできるのでクルマからおろして家の中に片付けるときもそのまま移動させられるので楽。出し入れしないので忘れ物も減るし。同じようなものはコールマンとかのアウトドアメーカーからも出てるけど、これは単なる業務用の折りたたみコンテナ。アウトドアメーカーのものと比べてオシャレ感はないもののかなりお安い。

 キャンプといえば淹れたてコーヒーということで、手軽なインスタントもいいけどドリップしたい。当初はライオンコーヒーのドリップの使い捨てのやつを持っていってたんだけど高くつくよねってことでドリッパーを購入。アウトドア用の折りたためたり手軽に使えるドリッパーも数多く売られているんだけどスノーピークのこれは同社製の焚き火台の形を模したものになっていてちょっとかわいい。あとはフィルタータイプなので淹れたあとの豆を捨てるのも楽。また、パタッと薄く折りたためるので邪魔にもならない。なお、よくあるドリッパーと違って形が四角だからか市販のフィルターをそれにあわせて折る必要があるけど慣れればどうってことない。あとは普通のよくあるコーヒードリッパーと同じ。ちょっとしたことなんだけど、これをカップの上に置いて湯を注ぐわけだが、どこかに引っかかるわけでもなく重みもないので簡単にずれる。お湯の勢いで倒れて火傷とかしないように気をつける必要がある。

 

というわけで3回に渡って今使っている主なものについて、簡単に使い勝手とかをまとめたんだけど今後も多分買い続けるんだろうなーってことでそれはまた機会があれば。とりあえずトライポッド欲しい。

そういえばキャンプ道具というと語弊があるけど、クルマも買うことにしたのでこれも機会があれば。まだ納車されてないし(2ヶ月以上待ってる!)

 

買い揃えたキャンプ道具を何となくレビュー②

前回の続きです。

買い揃えたキャンプ道具をなんとなく雑に一言レビューしていきます。テント、寝具、ランタン関係ときて次はグリル、テーブルなどのファニチャー関連を。

グリル・コンロ・バーナー

バーベキューグリル・コンロ

バーベキューグリルとかバーベキューコンロとか言われるものでそれこそ無限に種類がある。大きさも数多くのものが出回っているし、炭火用だけでなくガス用もあったりする。値段もピンキリだ。というわけでぶっちゃけ何がいいのかわからなかった。というより今もわからない。ひとまず買ったやつで今のところ満足してしまっていると言えるだろう。買ったのはスノーピークでもコールマンでもなくこれ。 

 そう、俺たちのキャプテンスタッグ!安価でそこそこなアウトドアアイテムを数多く取り揃えているキャプテンスタッグのバーベキューコンロである。六角形というのが珍しいが、これのいいところは焚き火台にもなること。これ1つでバーベキューと焚き火の両方楽しめるのである。といってもバーベキュー用の焼き網を載せてバーベキューするか、焼き網を外して薪をくべることで焚き火をするかだけなのだが。当初、あまり焚き火をするつもりはなかったので焚き火台についてはあまり重要視していなかったんだけど、4月の夜は寒かった。甘く見てた。ということで今では炭火でバーベキューしたあとに冷えてきたら焚き火に移行するってのが恒例になっている。

さて、そんなこのコンロだが総じて良い。特に道具を揃えるにあたって重要視しているコンパクト性にも大変優れている。これパタパタと折るだけで簡単に片付けられる上に、とても薄型なので車のトランクに入れる際もちょっとした隙間に差し込んでおけばいい。さらに激安だ。アマゾンだと執筆時点で驚愕の68%OFFで4,527円である。多少の不都合も許される価格ではないだろうか。といいつつも個人的にイマイチだなーと思う点もあげておくと、まず高さがないことがあげられる。位置が低いのだ。なので立って調理するには向いていない。もう一つはやはり独特の形状であることがあげられる。六角形の網なんて普通売ってない。というわけで純正品を買おうとするわけだが、なぜか常にアマゾンでも楽天でも売り切れなのだ。とはいえぶっちゃけ網なんて何でもいいので六角形でジャストフィットするものにこだわりがなければ適当に安い焼き網を買えばいい。実際に我が家も近々普通の焼き網を買おうと思っている。

とはいえ安いだけあって耐久性には問題があるかも知れない。数回使ったが、今のところは問題ないけれどそのうちロゴスかユニフレームあたりの安いバーベキューグリル兼焚き火台*1なアイテムに買い換えようかともぼんやり思っている。

そしてバーベキューといえば炭なんだけど重宝してるのがこれ。

 

キャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット  バーベキュー用
 

これもキャプテンスタッグである。そして同じくアマゾンでは驚愕の67%オフである(執筆時点)。これは名前のとおり、使い終わった炭の火を消すための道具なんだけど火おこし器も兼ねてる。この火おこし器を使うと火おこしが超絶楽なのだ。内側のパーツである火おこし器を着火剤の上において、炭を立てていれて火をつければあっという間に炭に火がつく。扇いだりとかそんなのも全く必要ない。そして使い終わったら火おこしに使った内側パーツを壺に入れて炭入れて蓋すれば勝手に消える。消えた炭は次回に中の入れ物ごと取り出して炭を少し足すだけでそのまま再利用できる。強いて弱点をあげるとすると少し小さいので人数多いと一個では足りないかもってくらいかな。これはマジでオススメ。

もう一つおまけにロゴスのこれも。

 

ロゴス(LOGOS) バーベキュー・キッチングッズ BBQお掃除楽ちんシート (極厚ホイル) 炭受け皿にも

ロゴス(LOGOS) バーベキュー・キッチングッズ BBQお掃除楽ちんシート (極厚ホイル) 炭受け皿にも

 

 これは単に分厚いアルミホイルなんだけど、これをグリルに敷いた上で炭を使うと後片付けの際はまるごと丸めて捨てるだけなのでとても楽というもの。よくある四角い形のグリルだといいんだろうけどうちの六角形グリルだと少し形が合わないので手間だが複数枚にして敷けば問題ない。

ツーバーナー

湯を沸かしたり、朝ごはんなどでフライパンを使いたいときなどバーベキューグリルではない普通の火が欲しいことも多々ある。実はこれまで家にあったカセットコンロを使ってたんだが、なんかカッコ悪い。さらに一口しかないないし。ということで先日コールマンの店に行って物色した際に見つけたこれをファミリーセールで購入。

スリムに折り畳んで収納できるガス式ツーバーナー。折りたたむと本当にスリムだし、ハンドルもついているから持ち運びも簡単。実際にこれまで使ってた5年前にドンキで買ったカセットコンロよりも重さはあるけど厚みはない。火力とかそのあたりはまだ使ってなくて未知数だけど、キッチンテーブルにもちゃんと収まるし期待できる。

追記

実際に使ってみたところ、我が家には今の所これで充分。コーヒー用の湯を沸かしながら朝ごはんの支度もできるし。少しゴーッという音が大きめなのだけが気になるけどまあそういうものということで安いしコンパクトだしオススメ。

ちなみに、前にキャンプ場でハンバーグ作ってその場でハンバーガーにして食べたけど妙に美味しく感じた。 

ファニチャー

テーブル

テーブルも基本方針とおりコンパクトに収納できるものをということでこちらを購入。 

 ベンチタイプのイスが2脚ついてそれを収納しつつ半分に折りたためるのがポイント。さらに、大きさもそこそこある。そしてとにかく安い。コールマンにも同じようなのがあるが数倍の値段である。というわけでこれを購入したものの、ベンチが貧弱と言える。まあ安いのだから仕方ないが、軋むしたわむ。また、なぜか子どもがこれにうまく座れず何度も倒してしまっていたので、もはやこのベンチは座る用には使っておらず水のタンクやクーラーボックス置き場として使われている。というわけでイマイチ感は否めないけど別の用途で使えるし、何しろ安いしということで今のところまだ使っている。

一方で、これだけだと調理スペースの問題があることがわかった。バーベキューしかしないつもりでもなんだかんだで調理スペースは必要なのである。野菜を切ったり場所がないと不便なのだ。また、このテーブルだと少し低いので中腰になって辛いし、食事をしながらみたいな場合には既にテーブル上にはいろいろ乗っていて調理する場所がない。というようなことがわかったのでキッチンテーブルを購入することに。 

というわけで買ったのがこれ。先ほどのテーブルやコールマンなどで売ってる他のテーブルとくらべてテーブル面が10cmちょっと高いのだ。これだけで全然腰への負担が違う。加えて、暗くなってから利用する際に手元を照らすためのランタンを吊り下げ用ランタンポールやターナーなどをかけるツールハンガー、そして先ほどのツーバーナーなどのバーナー類を設置できるスタンドにシェルフなどとても利便性が高いと言える。その上値段もそれほど高くない。とても満足のいっているアイテムだ。

イス

イスに関しては元々持っていたアウトドア用のチェアがあったので当初はそれを使っていた*2が、先ほどのテーブルとセットになっていたベンチがイマイチ使えないってことで追加で購入することに。それ以外にもフェスやバーベキュー用に持ってたイスがあったけど、これを機に買ったのはREIのFlexlite。

www.rei.com

知ってる人は少ないかもしれないけどREIというアウトドアショップがあって、そこのオリジナル商品です。まー見たまんまヘリノックスのチェアワンです。が、微妙に違うw このあたりがなんとも言えない感じですが、勤務先のシアトルオフィス近くにこの店があるので出張時に買ってきました。なんとこのチェア、ヘリノックスのチェアワンが890グラム*3なのに対して、737グラムと本家より軽いのです。それでいて値段は$79.95とお安い。おまけにREIはメール会員になれば誰でも15%オフになるので買ってきたわけです。2個買ってスーツケースに入れて帰ってきたんですけどかさばらず、重くもなくでよかったです。
使い心地はヘリノックスと変わらないです。ちょっと組み立てるのにヘリノックスより力がいるかもってくらい。あとは脚の作り的にヘリノックスより少し不安定かも。事実、子どもはうまく座れず。
ちなみにこのチェア、日本では普通には売ってないみたいです。REI自体が日本から撤退(?)しているみたいなのに加えて、並行輸入とかでも扱っているショップがあまりない模様。事実アマゾンにも売ってませんでした。なので参考までにというところで。USだとショップがちらほらあるので機会があればどうぞ。

なお、子どものイスはいろいろ探したけど主に奥行きの点で本人にとってしっくり来るものがなかなかなくて困ったんだけど、最終的にとあるキャンプ場近くのホームセンターに売ってたノーブランドの小さい折りたたみチェア(背もたれ付き)を見つけそれがピッタリだったのでそれに座ってます。赤くてコールマンっぽいけど決してコールマンではない。

追記

その後使っていてイスに対する不満は前述の少し不安定なところ以外はないんだけれど、快適性の観点でやはりもう少し大型のアウトドアチェアの方が楽だという話になったのでフェス専用にすることにした。軽くてコンパクトなのはとてもいいんだがやはり手元にドリンク置けたりするほうがいいなってことで。

クーラーボックス

食料の鮮度を保管や、ドリンク類、アルコール類を冷たく冷やすためになくてはならないのがクーラーボックス。とはいえクーラーボックスはそれこそピンからキリまで星の数ほど商品があります。というわけで今使っているものに関して。

まず、これまでもクーラーボックスは使っていてコールマンのエクストリームアイスクーラーの小さいものを持ってました。これに保冷剤としてロゴスの氷点下パックを組み合わせて使っていて、ピクニック程度であれば十分でした。しかし、今回からは食料品も詰めなきゃいけないってことでそもそもサイズ不足。そこで買ったのがこれです。

ロゴス(LOGOS) クーラーバッグ ハイパー氷点下 XL コンパクト収納 40L

ロゴス(LOGOS) クーラーバッグ ハイパー氷点下 XL コンパクト収納 40L

 

 まず、前回の投稿に書いた基本方針とおりコンパクトなものがいいということで、未使用時は折りたたみ可能なソフトクーラ、かつコールマンのエクストリームアイスクーラーと並んで最強との声も多いロゴスのハイパー氷点下クーラーの一番大きいXLを。これで40リットル分入ります。これに同じくロゴスの氷点下パックを4個使ってます。

ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結 長時間保冷 氷点下パックXL

ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結 長時間保冷 氷点下パックXL

 

 この氷点下パックを2枚ずつ上下において食材や飲料を挟み込む感じで運用してるんですが、めっちゃ冷えます。もちろん気象条件などにもよるとは思いますが、5月のキャンプでは2日目の夜くらいまでドリンク類は冷たいままキープできました。むしろ1日目は冷蔵庫に入れていた凍っていない食材(肉類)を詰めて朝に出発したところ、昼過ぎには凍ってしまってました。そのくらいガッツリ冷えます。

問題は口が大きいので食材やドリンク類の取り出しで頻繁に開け閉めすると冷気が簡単に逃げていくこと。これはまあどうしようもないので、ドリンク類だけはこれまで使っていたコールマンのソフトクーラーに入れることに。あとは使い終わってしまうときに中が濡れているので一度乾かす必要があることくらいかな。
ちなみに食材だのドリンクが多少余ることが多いので、当初想定していたように帰りは中身が空で折りたたんで荷物を少なくってのは現実的じゃないってことがわかりました。あとは40Lもあるので食材などをたっぷり詰めるとかなり重くなること。これを肩掛けで持つのは結構厳しいものがある。

氷点下パックのほうは凍らせるのにそれなりの時間(24時間は必要)が必要になるにも関わらずXLだとかなり大きく冷凍庫を専有するのが難点というくらい。

という感じでこのクーラーボックスには概ね満足していたんですが、 先日のコールマンのファミリーセールでホイールクーラの60QTが65%オフになってて3500円程度で売られていたのでつい買ってしまったため、数回しか使っていないにも関わらずお役御免になりそうです。ちなみに買ったのはこれ。

 

 そうです。今回はハードクーラーです。まだ使ってないので保冷力とかは正直わからないんだけど、一般的にはソフトより保冷力高いと言われているので大丈夫でしょう。そしてとりあえずめっちゃ頑丈そうです。子どもくらいであれば上に乗っても大丈夫そう。あとタイヤ付いているのはやっぱり便利。実際にファミリーセールでの買ったものを詰めて帰ってくるのに重宝しました。氷点下クーラーは重くなったときに辛いんだけど、こちらであれば移動が楽だろうということで。基本方針の折りたためてコンパクトというのには反しているんだけど、ハードクーラーなら家での収納時は袋に入れてベランダにでも置いておけばいいし、車に積みっぱなしでもいいかも知れない*4。これに氷点下パックの組み合わせで次回に臨みます。

追記

コールマンのクーラーは機能的には申し分ないのだがいくつか難点も

  • タイヤ付きなので家の中に入れるのに抵抗が
  • 大きいので中身を入れると持つのが一苦労
  • 結果的に、二階にリビングがある我が家では玄関に置いて中身の出し入れするため階段の昇り降りが発生w
  • タイヤが二輪かつ360度ではないので狭い場所での取り回しが大変

あとはサイズが大きくなったのに保冷剤が今までと同じ量だったので少し保冷力不足に。

 

というわけでまた長くなってきたのでこの辺で。続きはその3で。

 

*1:安いといっても今使ってるグリルよりは高い

*2:よくある大型で肘掛けついていてドリンクホルダーもついてるやつ

*3:最軽量のチェアゼロは500グラム弱

*4:ずっとレンタカー派だったんだけどキャンプのために車買ってしまった